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YouTube/ Twitter/ Instagram/ Facebook/ LINE/ TikTok徹底比較!YouTubeの有用性とは? 後編

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前編では「6大SNS」についてお話しさせていただきました。本編では、後半部分の「YouTubeの有用性」について解説させていただきます。

目次

  1. YouTubeの有用性とは
    1.1. 幅広い層への訴求が可能
    1.2. マーケティングや採用などで幅広く活用できる
      1.2.1. 商品・サービスの販売促進
      1.2.2. 企業ブランディング(採用)
      1.2.3. チャンネル自体での収益化
    1.3. 「動画×長尺」による高い訴求力
      1.3.1. ファンを醸成しやすい
      1.3.2. ニッチな商材でも訴求しやすい
    1.4. YouTuberタイアップ
      1.4.1. 能動的な視聴を促せる(エンゲージメントに影響)
      1.4.2. 信頼度の高い商品訴求を可能に
    1.5. ショート動画活用による他SNSへの二次利用
      1.5.1. TikTok
      1.5.2. Instagramのリール



1. YouTubeの有用性とは

1.1. 幅広い層への訴求が可能

前編1.1.1でもお伝えした通り、YouTubeは10〜70代まで幅広い世代が利用しています。総務省の「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」の発表によると、10~60代までの利用率は半数以上を占め、70代でも3人に1人が利用していることがわかりました。
6大SNSの中でも圧倒的な普及率を誇るプラットフォームであることから、幅広い層への訴求が可能だといえるでしょう。

図1)総務省『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』より当社が独自に作成






1.2. マーケティングや採用などで幅広く活用できる

1.2.1. 商品・サービスの販売促進

・視聴者が興味喚起される状態を作り出しやすい

企業はYouTubeを活用することで、商材やサービスに興味を持ってもらうきっかけを作り、契約や購入などによって売り上げにつなげることができます。なぜなら、YouTubeは6大SNSの中で最も「ファンをつくる力」を持つため、視聴者が自発的に購買意欲を抱きやすいプラットフォームだからです。

前編1.1.1.でもお伝えした通り、動画というだけで伝わる情報量が多く、短いものでは1分以下から長いものでは数十分以上にもなる動画で、コンテンツの幅を広げながら適切な情報を届けられます。

さらに企業チャンネルとして継続的に運用することで、企業の「色」や演者の「素」が出やすく、視聴者に親しみを感じてもらいやすい媒体です。ネット越しなのに「近い」関係になれるため、興味喚起された状態で視聴し、能動的にアクションを起こしたくなる状態を作り出すことができます。

企業がYouTubeチャンネルを活用する効果やチャンネルの方向性の決め方などは「YouTubeチャンネル運用の極意 立ち上げ編 前編後編」で詳しく解説しているので、ぜひご参照ください。

・将来的にはショッピング機能がより強化される可能性も

2022年7月にYouTubeとeコマースプラットフォームの「Shopify」の提携が発表され、YouTube動画からネットショッピングへアクセスできる新機能が追加されました。2022年8月現在、米国・ブラジル・インドで先行導入されており、随時他国でも導入予定です。視聴から購入までシームレスな導線が実現したことにより、今後ますますYouTubeを販売促進目的で活用する企業が増えていくのではないでしょうか。

1.2.2. 企業ブランディング(採用)

YouTubeは、企業のブランディングや採用活動の一環としても活用できます。

たとえば「事業紹介」「オフィスツアー」「社員インタビュー」など、実際に働く社員の姿や社風を動画で伝えることで、テキストだけでは掴みづらい職場の雰囲気を視覚的な情報とともに届けられます。自分が働くイメージを浮かべやすくすることで、企業・求職者の双方にとってミスマッチも防げるでしょう。

また、YouTubeの視聴時間が長いZ世代を獲得するためにも、企業チャンネルの運用で興味を持ってもらうことが効果的だと考えられます。伸びる企業チャンネルの特徴や活用事例の調査データについては「伸びる企業チャンネルの動画の長さが判明!【二極化が進む企業チャンネル調査レポート】」の記事をご覧ください。

1.2.3. チャンネル自体での収益化

2022年8月現在「YouTubeのチャンネル登録者数1,000人以上」「直近12ヶ月の視聴時間が4,000時間」という2つの条件を満たしていれば、YouTubeから広告収益を得ることができます。

また、ライブ配信を実施するのであれば「スーパーチャット」による投げ銭の収益、将来的な「ショッピング機能」の導入予定など、広告以外にも収益を得られる機能が提供されています。これらの収益化機能を活用することで、チャンネル自体の成長と比例するようにYouTubeのコンテンツから利益を積み上げることができるでしょう。

ただし、YouTubeから不適切だとみなされたコンテンツは、冒頭の条件を満たしていても広告適用外となったり、アカウント自体を閉鎖される可能性があったりと運用する上では注意も必要です。


1.3. 「動画×長尺」による高い訴求力

1.3.1. ファンを醸成しやすい

前編1.1.1.でもお伝えした通り、動画の情報伝達力は文字よりもはるかに高いことが特徴です。また動画尺を自由に設定できるYouTubeであれば、ほかSNSに比べて圧倒的に訴求できる情報量が多くなります。それゆえに、視聴者のエンゲージメントを高めやすくファンを醸成しやすいという特徴があります。

また、YouTubeにはコメント欄以外にもコミュニティ投稿という、動画のアップロード以外で視聴者とやり取りできる手段があります。ここでは動画以外にもアンケートやGIF、テキスト、画像を投稿することができるため、視聴者とのコミュニケーションを活発にし、よりチャンネル(クリエイター)のファンを増やすことに繋がります。

YouTubeはテレビ番組のようにコンテンツを配信することのできるプラットフォームですが、テレビと違う点としてはよりリアルな情報配信であること、クリエイターとの距離の近さ(彼らとコミュニケーションを取ることができる)が挙げられます。
こういった点が視聴者にとって「応援したい」「もっと知りたい」という気持ちにさせファン化(チャンネル登録や継続的な視聴)させていると考えられます。

1.3.2. ニッチな商材でも訴求しやすい

伝達できる情報量が圧倒的に多いこと、視聴者の層が幅広いことからほかSNSに比べ、ニッチな商材でも訴求しやすいという点がYouTubeにはあります。
ここでは、いくつかニッチな商材で視聴回数や登録者数が伸びているチャンネルをご紹介します。

■nimspr

物質や材料の研究で世界トップレベルを誇る日本の研究所である物質・材料研究機構(NIMS)のチャンネルです。
数十年もの間待ち続けるだけの研究動画は330万回再生を超えています。
物質や材料にフォーカスをしたニッチな領域ですが、わかりやすい実験動画などを投稿して視聴回数を伸ばしています。

■ゆっくり土建図鑑

世界の土木建築物について解説しているチャンネルです。歴史や政治、地理なども絡めてピックアップした建築について解説しています。
事例に出している動画のように「発泡スチロールで建設された道路とは」など、ニッチな分野を紹介しつつも興味を引くようなタイトルをつけており、分野専門外の一般視聴者も視聴しに来ていることから伸びていると考えられます。

■アジーンTV

主にガチャガチャをひたすら集め、使ってみたり細工したりしている様子を配信しているチャンネルです。
ミニチュア系のチャンネルはいくつかありますが、ガチャガチャに特化して取り扱っているチャンネルはまだまだ数は少ないです。実際にガチャガチャで出た商品を使ってみたり細工している様子が人気で、人気の動画は100万回再生を超えてます。


1.4. YouTuberタイアップ

YouTubeの有用な活用方法として、「YouTuberタイアップ」があります。
YouTuberタイアップとは、既にチャンネルを持っているクリエイターに自社商品やサービス、ブランドを宣伝してもらうプロモーションのことを指します。
ここでは、YouTuberタイアップを活用するメリットについてご紹介します。

1.4.1. 能動的な視聴を促せる(エンゲージメントに影響)

YouTuberタイアップを利用することでのメリットの一つに、視聴者が能動的に動画を観に来てくれるというものがあります。既に登録者数がある程度確保されたクリエイターのチャンネルでタイアップ動画を配信するので、クリエイターのファン(登録者)たちは能動的に動画を観に来てくれることが多いです。
もちろん、商品とクリエイターの相性も検討する必要はありますが、うまくマッチすれば視聴回数だけでなくて、視聴者の商品に対する興味関心を高められる可能性があります。

図2)視聴回数やエンゲージメント率*の高かったタイアップ動画

企業チャンネルを持っていなくても、自社商品やサービスをプロモーションできること、そしてスポットで利用することも可能なので、YouTuberタイアップを活用する企業は年々増加しています。(図3参照)

図3)YouTuberタイアップ企業推移
*エンゲージメント率:ライクとコメントの数の総和を視聴回数で除した数値





1.4.2. 信頼度の高い商品訴求を可能に

YouTubeはリアルな感想や情報をクリエイターたちが伝えてくれるところがポイントの一つであり、信頼度の高い商品訴求をしやすいというメリットがあります。

実際に、YouTube上には商品の比較動画やクリエイターが独自におすすめの商品を判定しているオーガニックの動画*も多く投稿されています。普段からこのような投稿がされているYouTubeだからこそ、視聴者は「リアルな意見や情報を得られる」と期待して動画を視聴する可能性が高いのです。

さらに、人気クリエイターにはファンがついていること、コンテンツの企画自体が注目されるというパターンもあるため、「この人が言うなら、使ってみようかな」「案件動画なのに面白い」という視聴者の良い反応も得ることができます。

ただし、単純に商品紹介の動画を投稿するだけで成功するということではなく、YouTuberタイアップを成功させるには、宣伝したい商品・サービスとクリエイターの相性、そして企画の内容(視聴者が求めているものを作ること)も重要になってきます。

YouTuberタイアップを成功させるための具体的なヒントについては、「もう悩まない!最適なYouTuberタイアップ -選定と企画- 前編後編」の記事をご参照ください。

*オーガニックの動画:タイアップ案件ではない純粋なクリエイターの投稿動画


1.5. ショート動画活用による他SNSへの二次利用

また、昨年7月より正式に日本でもショート動画ベータ版がリリースされ本格的に利用されるようになりました。ショート動画とは、1分以内の短尺縦型動画のことを指します。(基本的には動画に #shorts とタグづけされています)

縦型短尺動画は、他のSNSへの横展開がしやすくなります。SNSによってメインとなるユーザーが異なってきますので、横断的にSNSを活用させることでさまざまなユーザーを獲得するチャンスが広がります。気軽に視聴できて、再生回数を増やしやすいことから「認知拡大」の目的でショート動画を活用することが多いです。

1.5.1. TikTok

ここ数年でYouTubeで活動するクリエイターがTikTokのアカウントも持つパターンが増えてきたこともあり、企業がYouTuberタイアップを活用する際に、ショート動画をTikTokへも利用している事例が増えてきています。

TikTokの特徴としては、「レコメンド型」で動画が次々と流れてくるため、通常のオーガニック投稿の中にタイアップ動画が紛れ込む形となります。そのため広告感の少ないプロモーションをすることが可能となり、自然な認知拡大に繋がりやすいです。

また、企業チャンネル自体がTikTokアカウントを活用する例も増えており、報道系チャンネル、料理系チャンネル、グルメ系チャンネルなどが特に適切に活用して伸ばしています。

例)日テレニュース

【TikTok】

【YouTubeショート動画】






1.5.2. Instagramのリール

Instagramでは通常投稿のタイムラインとは別に「リール」のコンテンツページが存在するため、動画だけのコンテンツに絞って観やすくなりました。こちらもショート動画を活用してリールに二次利用する例も多く存在します。

例えば、レシピを説明する料理系チャンネルや、文具雑貨などを紹介するチャンネル、アパレルチャンネルなどがショート動画とリールの両方を活用しています。また、不動産系のルームツアーを実施しているチャンネルなどは、YouTubeとInstagramのリールで動画を使い分けているという事例も見受けられました。

ただし、Instagramはリール投稿だけまとまった一覧ページが存在するためリール動画のサムネイル設定も重要となります。サムネイルを観ただけでどんな動画なのか、見やすく文字配置なのかキーワードは検討できているかなども注意しながら活用しましょう。

例)DELISH KITCHEN

【Instagram】

【YouTubeショート動画】



いかがでしたでしょうか。よく使われる6つのSNSのそれぞれの特徴と、YouTubeの有用性についてお話しさせていただきました。それぞれの特徴を把握しながら、SNSマーケティングをうまく実行していきましょう。

エビリーでは、YouTubeに関するマーケティング施策やYouTubeチャンネルのコンサルティングなどを得意としておりますので、SNSマーケティングに課題をお持ちの方はぜひお気軽にご相談ください。

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