YouTubeが伸びないとき、コンサルは必要?原因の見分け方と費用相場【2026年】

kamui tracker編集部

YouTubeが伸びないとき、コンサルは必要?原因の見分け方と費用

YouTubeが伸びないときに、コンサルが必要かどうかは、伸びない原因が「企画・分析」にあるか、「作る手」にあるかで決まります。動画は社内で作れるのに、何を直せばよいか分からない場合は、コンサルが向いています。作る人や時間が足りない場合は、運用代行が向いています。

kamui trackerで見ている、登録者1,000人以上の企業・団体のYouTubeチャンネル11,859件のうち、約39%(4,572件)が、90日以上投稿を止めています(2026年10月20日時点)。停止の理由までは、このデータからは分かりません。ただ、成果が見えないまま止まってしまう前に、原因を切り分けておく意味はあります。

企業チャンネルの約39%が、90日以上投稿を止めている

登録者1,000人以上の企業・団体のチャンネル11,859件・2026年10月20日時点

39%90日以上停止
90日以上投稿を止めている(4,572件)39%
直近90日以内に投稿がある61%
kamui tracker調べ|2026年10月20日時点

この記事では、伸びない原因の見分け方、コンサルが向いている企業と向いていない企業、運用代行との違い、費用の目安をまとめます。

結論:伸びない原因で、コンサルか運用代行かが決まる

先に、状態ごとの向いている手段を表にします。

いまの状態足りないもの向いている手段
動画は作れるが、何を直せばよいか分からない分析・企画コンサル
作る人や時間が足りず、投稿が続かない制作運用代行
何のためにYouTubeをやるのか決まっていない目的の設計コンサルの初期設計(または、まず社内で目的を決める)
数字の見方だけ知りたい分析の視点スポットの相談・分析レポート

企業のYouTube担当者が困っていること|セミナー参加者444人のアンケート

エビリーは、YouTube運用のセミナーを数多く開いています。そのうち、YouTubeの課題を同じ選択肢で聞いた20回のアンケート(2024年5月〜2026年10月、回答者444人・複数回答)を集計しました。

YouTubeで困っていること(セミナー参加者444人・複数回答)

各項目を選んだ人の割合

1
27.5%運用体制が整っていない
2
26.6%再生数が伸びない
3
26.1%企画を出すのに苦労している
4
25.0%チャンネル登録者数が増えない
5
18.2%成果が出るまで時間がかかる
6
15.8%何から始めればよいか分からない
7
9.5%経営層の理解が得られない
8
8.8%動画のクオリティが低い
エビリー主催セミナーのアンケート|2024年5月〜2026年10月・20回・回答者444人

上位4つ(運用体制・再生数・企画・登録者数)は25〜28%で、差は3ポイント以内に並んでいます。順位の差は小さいので、「何が1位か」より、「運用体制」か「企画」のどちらかを挙げた人が44%(196人)いる点に注目してください。再生数や登録者数が伸びない(結果)の手前に、体制と企画の悩みがある人が多いと考えられます。

自由記述にも、同じ声がありました(要約)。

  • 企画が思いつかず、動画の質やリソースにも不安があって、始められていない
  • チャンネルはあるが、動画の投稿ができず停滞している
  • 継続的に、運用体制と制作効率をどう上げるかが課題になっている
  • 上層部の理解が得られないまま、放置の状態になっている

悩みごとに、向いている手段を整理すると次のとおりです。

よくある悩みまず取る手段
企画を出すのに苦労しているコンサル:競合の伸びた企画や視聴データに加えて、視聴者のコメントも分析し、企画の方向を決める
運用体制が整っていないコンサル:体制・リソース・目標を整理して、何を社内でやり、何を外に出すかを決める。制作の実作業は運用代行
再生数・登録者数が伸びないまず原因の切り分け(無償診断、または初期分析)
成果が出るまで時間がかかるコンサル:KGI・KPIを設計し、見る数字と期間を決める
何から始めればよいか分からない無償診断で現状を把握してから、初期分析・戦略設計

YouTubeが伸びない原因は?数字を見る順番で切り分ける

企業のチャンネルが伸びないとき、まず見るのは、動画の出来ではなくYouTube Studioの数字を見る順番です。「表示されていない」のか、「表示されてもクリックされない」のか、「クリックされても最後まで見られない」のかで、直す場所が変わります。

見る数字(YouTube Studio)数字の見方疑われる原因最初の一手
インプレッション(表示回数)少ない・減っている企画(テーマ)が、視聴者の求めとずれている可能性同じジャンルで伸びている競合の動画と、テーマを並べる
インプレッションのクリック率YouTube全体では、半数のチャンネル・動画が2〜10%(YouTubeヘルプ)。エビリーの目安は4〜8%サムネイルとタイトルが、クリックされていない可能性サムネイル・タイトルの「約束」を見直す
視聴者維持率(イントロ:最初の30秒後も見ている割合)低い場合は、期待と中身がずれているか、冒頭が弱い可能性(YouTubeヘルプは、高い場合を「期待と一致し、関心を引き続けている」と説明)導入・構成の可能性サムネイル・タイトルを中身に合わせる/最初の30秒を変える
投稿の頻度・最後の投稿日90日以上空いている投稿を続ける体制が、ない可能性作る人・時間を決める(コンサルより、運用代行・外注の領域)
再生数・登録者数と、問い合わせ・応募の数前者は伸びたが、後者が増えない目的(KGI)から逆算した設計が、ない可能性目標とその指標(KPI)を先に決める

上の3行(インプレッション・クリック率・視聴者維持率)は、自分で切り分けられます。下の2行は、動画の中身より先に、体制と目的を決める話です。

1. 企画が、視聴者の求めとずれている

インプレッションが少ないときは、まずテーマを疑います。YouTubeのヘルプでは、動画は自分のチャンネルの他の動画ではなく、視聴者が見る可能性のある他のすべての動画と比べてランク付けされる、と説明されています。自チャンネルの中で出来のよい動画でも、他のチャンネルの動画のほうが成績がよければ、表示は増えにくくなります。

同じジャンルで伸びている競合の動画と、自社の動画のテーマを並べてみます。競合が扱っていて自社にないテーマ、自社が扱っていて競合が避けているテーマが見えます。

2. サムネイルとタイトルで、クリックされていない

「インプレッションのクリック率」を見ます。YouTubeのヘルプには、全チャンネル・全動画の半数が2〜10%の範囲に入る、と書かれています。エビリーの目安は4〜8%です(YouTubeクリック率の目安)。

ただし、クリック率だけを上げればよいわけではありません。エビリーが2026年6〜8月に公開された動画16,820本を調べたところ、よく押された動画の半分近くは、ファンを生んでいませんでした。差を分けていたのは、サムネイルの見た目ではなく、サムネイルとタイトルが「何を約束しているか」でした。YouTubeのヘルプも、クリック率が高いのに平均視聴時間が短い動画は、クリックベイトとみなされておすすめされにくい、と説明しています。

クリック率を見るときの注意も、ヘルプに書かれています。アップロード直後は見ない(十分なインプレッションが溜まってから見る)、小さな変動に合わせて直さない、の2点です。

3. 見られても、最後まで見られていない

「視聴者維持率」で、どこで離脱しているかを見ます。YouTubeのヘルプでは、イントロ(最初の30秒を過ぎても視聴を続けた割合)が低い場合の対策として、サムネイルやタイトルを動画の中身に合ったものにすること、最初の30秒を変えて試すことが挙げられています。再生中に少しずつ視聴者が離れていくのは普通で、グラフの谷(一気に離脱・スキップされた部分)を探すのが手がかりです。

4. 投稿が続かない

上の39%のように、投稿が止まると、チャンネルの数字は伸びようがありません。止まっている原因が「作る人がいない」なら、コンサルではなく運用代行や外注の領域です。範囲と費用はYouTubeの外注はどこまで任せられるかで整理しています。

5. 何のためにやるのか(目的)が決まっていない

再生回数や登録者数は伸びても、売上や採用につながらない場合は、目的から逆算した設計がないことが多いです。この場合は、動画の中身より先に、目標(KGI)とその指標(KPI)を決める必要があります。

自力でチャンネルを伸ばす方法は、YouTubeチャンネルを伸ばす方法で解説しています。

伸びないと感じたら、まず無償診断で現状を知る

原因が分からないうちに、コンサルや運用代行を決める必要はありません。伸びないと感じたら、まず現状を数字で確認するのが近道です。

kamui trackerでは、YouTubeチャンネル無償診断を行っています。貴社のチャンネルをkamui trackerのデータで分析し、伸びしろと改善ポイントを診断レポートにまとめて、オンラインの打ち合わせで説明します。

  • 診断・レポートは無料(毎月5社限定)
  • 対象は、チャンネル登録者1,000人以上
  • レポートは、最短3〜5営業日で提供

診断の結果、原因が「企画・分析」にあれば、次の章で説明するコンサルが選択肢になります。「作る手」にあれば、運用代行や外注です。登録者が1,000人に満たない場合は、上の3つの数字(クリック率・視聴維持率・投稿頻度)で、まず自分で切り分けてみてください。

YouTubeコンサルとは?運用代行との違い

YouTubeコンサルは、チャンネルの分析、企画、改善の方向づけといった戦略の部分を支援するサービスです。動画の撮影や編集は、基本的に自社で行います。運用代行は、企画から撮影・編集・投稿までの実作業を代わりに行います。

項目コンサル運用代行
動画を作る人自社依頼先
主な仕事分析・企画の助言・改善提案企画・撮影・編集・投稿・分析
向いている企業制作の体制は社内にある制作の体制がない・足りない
費用の目安(月額)10万〜50万円前後20万〜100万円以上(任せる範囲による)

運用代行の会社は、YouTube運用代行おすすめ14社比較で、公開料金を並べています。

コンサルが向いている企業・向いていない企業

向いている企業

  • 動画の編集担当や機材が社内にあり、制作は自社で完結できる
  • 再生数は伸びたが、売上や採用につながっていない
  • 運用代行を頼む予算はないが、戦略のアドバイスは受けたい
  • 社内に、データの見方を知っている人がいない

エビリーのkamui コンサルティングは、この形です。制作は社内で行い、kamui trackerのデータをもとに、競合の伸びた企画や、公開した動画の改善点を分析して、月次の定例ミーティングで次の打ち手を提案します。視聴者のコメントも、kamui trackerのコメント分析レポートで分析し、「視聴者が何を求めているか」を企画に活かします。

向いていない企業(注意点)

  • 動画を作る人がいない:助言を受けても、実行する人がいないため、運用代行や外注が合います
  • 目的も予算も決まっていない:先に社内で、何のためにやるのかを決めたほうが、費用が無駄になりにくいです
  • 「必ず伸びる」という保証を求める:再生数の保証は、どのコンサルにもできません

事例:伸び悩んだチャンネルに、コンセプト設計とデータ分析で伴走(プレミアモビリティサービス)

「クルマのことならカープレミア」を運営するプレミアモビリティサービス株式会社は、チャンネルを開設して最初の1年は動画制作をすべて自社で行っていましたが、再生回数と登録者数が伸びませんでした。そこでエビリーに依頼し、チャンネルの初期コンセプト設計と、kamui trackerのデータ分析に基づく企画提案から伴走しました。参画から3ヶ月で、登録者は3万人を超えています。

担当者は、運用でいちばん大切にしていることとして「分析」を挙げています。この事例は、コンセプト設計と企画提案に加えて、撮影・編集もエビリーが担った運用の形です。コンサルだけを頼んだ事例ではありませんが、「伸びない原因を、分析で見つけてから動く」流れの参考になります。詳しくは導入事例のページをご覧ください。

YouTubeコンサルの費用の目安

複数社の公開ページ(2026年10月に確認)では、コンサルのみを頼む場合の月額は、10万円台〜30万円台が中心で、範囲を広げると50万円前後までの記載が見られます。運用代行まで含めると、さらに高くなります。

依頼の形月額の目安内容
アドバイスのみ(月額顧問)10万〜50万円前後分析・企画の助言・定例ミーティング
運用代行まで含む20万〜100万円以上(任せる範囲による)企画から撮影・編集・投稿まで

金額は、助言の範囲(戦略だけか、企画まで見るか)、会議の頻度、日常の質問への対応の有無で変わります。kamui コンサルティングの料金は、次のとおりです(税別)。

プラン月額内容
ライト15万円月1回の振り返りミーティングのみ。レポートをもとに自社で進める
スタンダード35万円月1回のミーティングに加え、日常の質問・相談に対応
プレミアム50万円月次・週次・半期で振り返るフルサポート

月額プランの前に、競合・市場の分析とKGI・KPIの設計を行う「初期分析・戦略設計(チャンネル分析レポート)」を実施します。費用は50万円(1回・税別)で、競合・市場分析レポート、KGI・KPI設計、戦略ロードマップを納品します。レポート単体での依頼も可能です。詳しい内容はkamui コンサルティングのページで確認できます。

コンサルを選ぶときのチェックポイント

  1. 助言の範囲が明確か:戦略だけか、企画や台本まで見るのかを確認します
  2. 成果を保証していないか:「必ず登録者が増える」という保証は、根拠を確認したほうがよいです
  3. 実績の中身が見えるか:数字だけでなく、何を変えて、その結果がどうなったかまで説明できるかを見ます
  4. 契約期間と解約の条件:最低契約期間と、途中で止めるときの扱いを確認します
  5. 自走できるまでの支援か:やり方が社内に残る形かどうかを確認します

AIの回答に引用される動画も、視野に入れる

Google検索の上部に出るAIの回答(AI Overviews)に、YouTube動画が引用されることがあります。エビリーは、7業種301キーワード・約14万本の動画を調べています。調査の結果は【独自調査】AIの回答に引用されるYouTube動画の条件にまとめています。kamui コンサルティングでも、AIの回答に引用されやすい構成(主題を名指ししたタイトル・概要欄・チャプター)を踏まえて企画を提案しています。

よくある質問

YouTubeが伸びないとき、まず何を見ればいいですか?

YouTube Studioで、インプレッションのクリック率、視聴維持率、投稿の頻度の3つを見ます。クリック率が低ければサムネイルとタイトル、維持率が低ければ動画の構成、投稿が止まっていれば制作の体制が原因の可能性があります。

コンサルを入れれば、必ず伸びますか?

必ず伸びるという保証は、できません。コンサルが担うのは、原因の切り分けと、改善の方向づけです。実際に動画を作り、改善を回すのは自社になります。

コンサルと運用代行は、どちらがよいですか?

動画を作る体制が社内にあるかで決まります。ある場合はコンサル、ない場合は運用代行です。運用代行はエビリーの運用代行でも承っています。

個人のコンサルと、会社のコンサルは、どう選べばいいですか?

どちらが優れているかは、一概には言えません。助言の範囲、実績の中身、契約の条件を同じ基準で比べて決めるのがよいです。

費用は、いくらからですか?

公開ページで確認できた範囲では、月10万円前後からの記載があります。kamui コンサルティングは、月15万円(税別)からです。

まとめ

  • 伸びない原因が「企画・分析」にあり、動画を社内で作れるなら、コンサルが向いている
  • 作る人や時間が足りないなら、運用代行が向いている
  • クリック率・視聴維持率・投稿頻度の3つを見れば、原因はある程度、自分で切り分けられる
  • コンサルの費用は、月10万〜50万円前後が目安。範囲と頻度で変わる
  • 原因が分からないうちは、まず無償診断で現状を確認する

伸びない原因が分からない場合は、まずチャンネルの無償診断で現状を確認してください。コンサルが合いそうだと分かったら、kamui コンサルティングのページで内容を確認できます。

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