【参加無料・オンライン】2026年11月11日(水)17:00〜18:00
サイバーエージェント様をお迎えし、データを企画やアクションに結びつける思考プロセスを対談形式で伺います。kamui trackerの具体的な活用方法もご紹介します。
おもしろ企画センター タイアップセールス局 局長 田中 一生 氏
インターネット広告代理店の最大手、株式会社サイバーエージェントが芸能人・有名人のSNSプラットフォーム上での活躍を支援するために立ち上げた専門組織「おもしろ企画センター」では、YouTubeにおけるタイアップセールス事業を推進していくうえで『kamui tracker(カムイトラッカー)』を活用しています。
おもしろ企画センターのインフルエンサー関連のタイアップセールスを管轄する田中一生氏(以下、敬称略)に、お取り組みの背景や業務での活用についてお話を伺いました。
「どうすればモノが売れるのか」をチームで議論する
―― 「おもしろ企画センター」の概要と現在のミッションをお聞かせください。
田中:「おもしろ企画センター」では、芸能人、著名人、インフルエンサーのインターネットにおける活動の支援を行なっています。私はタイアップセールス局の局長として、主にYouTube、Instagramにおけるインフルエンサーとのタイアップ、イベントDXのセールスを管轄しています。広告主様の業種は化粧品やアパレル、ゲーム、日用品、D2Cスタートアップなど幅広く、幸い国内の代理店の中では最大級の規模でお取り組みをさせていただいております。
―― 他代理店と比較したときの、貴社のタイアップセールスの強みは?
田中:SNSタイアップにおいてもインターネット広告と同様にパフォーマンスが重要です。「どうすればモノが売れるのか」を軸に細かい検証を繰り返し、パフォーマンスにつなげていくことが我々の強みです。タイアップ動画を分析し売れた要因の特定をチーム内で行う会議や、定量的にパフォーマンスを分析するレポーティングの仕組みがあります。
成功するクリエイタータイアップの特徴 — CVR30%を記録する業種も
CVR30%
タイアップ動画で記録した業種も
20名全員
セールス担当が日常活用
4年〜
グループ導入から日常業務に浸透
―― タイアップ施策ではどのように成果を追っているのでしょうか。
田中:1つ目は概要欄に商品ページのURLを貼り、そこからのクリックとコンバージョンを計測する方法。2つ目は独自クーポンコードによる購入件数や、POSでの売上増減を見る方法です。多くのお取り組みは前者が主流です。これまでの一般的な広告ではCVR(コンバージョンレート)が数%でも高い部類ですが、複数の業種においてCVR30%を記録するケースが出てきており、タイアップ動画だからこその新しい発見も出てきています。
―― 成功させやすい案件には、どのような傾向がありますか。
田中:まずは、プロモーションする商品に適切なキャストをアサインすることが最も大切です。その商品が好きだったり、これまでに紹介していたりといった文脈が必要で、実際にそのキャストの視聴者が購買してくださる見込みが立っている必要があります。コンテンツはキャストが主導となり、お客様にはサポートしていただく立ち位置でお願いしています。逆に、無理やりタイアップコンテンツを差し込むような広告主主導の企画は、うまくいかない傾向が強いと思っています。

提案内容の検討からマーケット分析まで、日常的にkamui trackerを利用
―― タイアップ施策を提案する際、どのようにYouTubeの数字を把握しているのでしょうか。
田中:クリエイタータイアップの提案内容を考える際、最初に開くプラットフォームが『kamui tracker』です。他社のタイアップでどのキャストが、どのような企画を行なっているかをすぐ検索できます。競合の類似チャンネルを確認したり、急上昇の新しいチャンネルを見つけたりと、日常的に確認していますね。「業種別で今どのようなタイアップが行われているのか」「昨年比でタイアップ予算はどう変化しているのか」「今月新しく広告出稿している広告主はどこなのか」、そういった情報も主に確認しています。
クリエイタータイアップの提案内容を考える際、最初に開くプラットフォームが『kamui tracker』です。日常的に確認しています。
株式会社サイバーエージェント 田中 一生 氏
―― データを広告主への提案に活かすシーンも多いのでしょうか。
田中:非常に多いです。どの企業がどのクリエイターとタイアップをしているかという情報がしっかりデータベースになっており、収集した情報を個別の提案に活かしています。『kamui tracker』のデータとおおよその視聴単価のデータがあれば、業種別のタイアップのマーケットサイズも予測できます。業界を俯瞰できる情報をもとにお客様としっかり議論することで、より精度の高い提案が可能になっています。
4年前からグループで導入し、セールス20名全員の日常業務に浸透
―― 現在、kamui trackerはどのくらい浸透しているのでしょうか。
田中:YouTubeのタイアップセールスに携わっているメンバーが20名くらいで、全員が『kamui tracker』を活用しています。比較的シンプルなインターフェースなので、触れば社員はだいたい使い方を理解できます。特にマニュアルは用意しておらず、分からないことがあればチーム内で相談しています。サイバーエージェントグループ内では4年前から導入しており、YouTubeの動画に関わる日常業務に浸透している状態です。

未経験の業種でも、kamui trackerでスピーディーな提案が可能に
―― 導入で印象的なエピソードがあればお聞かせください。
田中:YouTubeタイアップがあまり一般的ではない広告主様へ、時間がない中で提案するケースがあるのですが、短期間で最新のタイアップトレンドを『kamui tracker』でキャッチアップできたことが多々ありました。広告主様の過去タイアップ実績を分析することで、大体の状況を想像しながら提案の準備をすることもできています。
これまでその企業・ブランドがどんな取り組みをしてきているのかを漏れなく短時間で見つけられるので、情報収集に時間をかけず、提案内容を考える方に時間を割けるのが重宝しています。このような提案に必要な情報は、おそらく『kamui tracker』が無ければ時間をかけても的確に見つけることはできないと思います。
進化していくプラットフォームを、一緒に盛り上げていきたい
―― 今後の展望をお聞かせください。
田中:今後は、YouTubeやInstagramなど、SNSで直接「モノを買う」ことが当たり前の世界になっていくと思います。CMとは異なり、視聴者が能動的に第三者のコンテンツを視聴している中でフラットな視点で商品が紹介されるので、視聴者が商品に興味を持ち購入する流れは加速していくはずです。こうした新たなマーケットを切り開き、最も高いパフォーマンスを発揮することで、芸能人、著名人、インフルエンサー、そしてお客様に成果でお返しできる取り組みを続けていきたいと考えています。
YouTubeの機能もどんどん進化していくと思いますので、進化に合わせて素敵な機能の開発を期待しています! 一緒にYouTubeという新しいマーケットを盛り上げていきたいと思っています。
【株式会社サイバーエージェント 会社概要】 インターネット広告事業を祖業とし、メディア事業・ゲーム事業などを展開する国内最大手のインターネット企業グループ。「おもしろ企画センター」は、芸能人・著名人・インフルエンサーのSNSプラットフォーム上での活躍を支援する専門組織として、YouTube・InstagramタイアップセールスやイベントDXを推進しています。
